2012年に放送され、今もなお多くのファンがついているアニメ「氷菓」
今回は、そんな「氷菓」のアニメ2期がいつ始まるのかを、原作のストックや映画化の観点から推測していきます!
氷菓とは?氷菓の魅力は?
「氷菓」は端的に言うと、人の死なない青春ミステリー作品です。
魅力1.人が死なないミステリー
この作品の面白いところは、人が死なないという点です。
人が死ぬミステリーと異なり、内容がライトなので気軽に見ることができます。
こういう人が死なないミステリーを”日常の謎”というようです。
そして何より、謎のトリックだけでなく、犯人はなぜそんなことをしたのかを考えていく点も、日常の謎の面白さの一つです。
少ない手がかりから推測して、謎が解ける瞬間の驚きは本格ミステリーにも負けませんよ!
魅力2.絶妙な青春要素
もう一つのこの作品の魅力は、キラキラしすぎない青春要素が盛りだくさんだということです。
だってまず主人公である折木奉太郎が”省エネ主義”という、キラキラした青春とかけ離れた思想の持主ですからね!
思想が陰キャ的発想なのがすごく共感できます。
そんな主人公が周りのキャラクターたちに巻き込まれ、渋々謎を解いていく姿は尊敬ものです。
しかもただカッコいいだけでなく、途中で推理を間違えたり、利用されているのに気づき怒りをあらわにしたり、ときには嫉妬の感情を向けられたりと学生ならではの葛藤が垣間見えるのもたまらないです!
アニメになると、その葛藤や感情が絵や声となって感じることができるので、是非今の原作ストックもはやくアニメにしてほしいものです。
魅力3.心地よい雰囲気
少し過激な描写以外の日常パートの雰囲気が個人的にたまらなく好きです。
元が小説だからか、何気ない描写がとても意味のあるように思え、すごく繊細でリアルでそれであって居心地の良い雰囲気が漂っています。
流石!京アニ(>_<)
作品と作風の雰囲気がマッチしまくってますから!ほんと!!!
だからこそこんな青春を送りたかったと、アニメ氷菓を見終わった後におもうんですよね( ;∀;)
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原作の状況から2期の可能性を推測!
ここからが本題です!
氷菓が好きすぎて想像以上に色々語ってしまいましたが(笑)
原作の状況
現在原作小説は、6冊刊行されています。
- 『氷菓』
- 『愚者のエンドロール』
- 『クドリャフカの順番』
- 『遠まわりする雛』
- 『ふたりの距離の概算』
- 『いまさら翼といわれても』
このうちアニメ化されているのは、4巻の『遠回りする雛』までです。
厳密にいえば、『遠回りする雛』までの4巻と、6巻の『いまさら翼といわれても』の短編集のうち1話がアニメ化されています。
氷菓のアニメ1期は2クール(25話)放送だったので、小説の巻数になおすと、1クール2巻ずつということになります。
つまり、現時点で2巻分ストックがあるので、やろうと思えば無理やり1クールならアニメ化可能ということです。
しかし、実際問題原作にアニメが完全に追いつく状態でアニメ化されるということは、原作が完結でもしない限りあり得ません。
ですので、最低でもあと1巻小説が出るまでは、アニメ化することはないといっていいでしょう。
実写映画の影響は?
2017年に公開された実写版映画「氷菓」
奉太郎役を山崎賢人、える役を広瀬アリスが演じていましたが、興行収入は1億3千万円と残念な結果となってしまいました。
主人公と演者の年齢差が噂されていましたが、そのせいかSNSでもいい評判はそんなに聞きませんでしたね・・・。
映画が成功していれば、もしかしたらアニメ氷菓の2期もはやまる可能性があったかもしれません。
ただ、この結果からしても、「すぐ氷菓2期にとりかかろう!」とはならないですね。
映画のせいというわけではありませんが、映画のおかげで氷菓のアニメ2期がはやまることはなさそうです。
映画氷菓の悪評をメインに書いてるように映ったかもしれませんが、あくまで結果が奮わなかっただけで、作品が悪いわけではありません!
なんなら、福部里志役は絶賛されていましたよ!
勿論見た目は違いますが、現実に里志がいたらこんな感じなんだろうな~と錯覚するくらいには惹き込まれました。
主人公とヒロインの年齢さえ気にしなければ、氷菓の雰囲気を再現しようとしているのが伝わってくるので、一度見てみてはいかがでしょうか?
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アニメの続きが見たいという方へ
アニメの続きが知りたい方は、アニメ化されていない小説を読みましょう!
アニメがいつになるかわからない今、僕はもう待ちきれずにアニメの続きの小説を2冊読みました。
本来はアニメまで原作は読まないと決めていたのですが、正直読んでよかったなと思ってます!
なぜなら、氷菓を語るうえで欠かせないともいえる物語が小説に書かれていたからです。
「なぜ伊原摩耶花は、当初折木奉太郎を多少毛嫌いしていたのか」
「折木奉太郎が省エネ主義になった理由」
「千反田えるのお家柄と将来」
「伊原と里志のその後」
といった、アニメでは語られなかった、やんわりと謎になっていた部分が解き明かされています。
『いまさら翼といわれても』のあとがきで、作者の米澤穂信さんも「いつかは書かねばならなかったものです」というほど大事な話が詰まっています。
氷菓ファンなら、絶対に小説を見るべきです!
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始めは小説だと内容についていけるか不安でしたが、脳内で折木奉太郎たちが動いてくれるので、わかるんですよね!
氷菓が好きなら、小説を読んでいてもキャラクターたちのセリフがアニメの声で再生されますよ!
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今までそのままAmazonで購入していたなら損していますよ( ゚Д゚)
もうすでに氷菓の原作は読みつくしたという方は、氷菓の作者である米澤穂信さんが書いた他の青春ミステリーを紹介しているので、是非見てみてください!
氷菓2期が一刻もはやく決定することを、小説版氷菓の新作が出ることを心からお待ちしています(>_<)